施工スタッフの仕事内容
受注した工事の木工や特注家具の製作をメインに、現場施工、取付業務など関連する工事をお 任せします。職人の仕事は、技術と創造性を融合させた、非常に魅力的で価値のある職業です。
お客様のニーズに応える仕事を提供することで、会社にとってとても重要な役割をお任せします。
主な業務内容
- 電動工具・木工加工機を使用して特注家具、木製枠の加工など
- 家具デザインデータの作成(CADでのデザイン作図が出来る方を歓迎します)
- 製作に関わる金物手配、業者手配、運送手配業務など
- 製造管理(作業日報入力・棚卸業務(年1回)・在庫管理発注など)
こんな方を歓迎します!
- 職長安全衛生責任者教育
- 丸のこ取り扱い作業従事者教育
- 電気主任技術者
- 有機溶剤作業主任者
- 準中型自動車(5t限定)
キャリアパス
入社1年目~2年目
先輩社員のサポートからスタートします。基本的な技術習得を基本として、材料確認、発注、切断、研磨などの基本的な作業を学びます。木工機械や電動工具の使い方を学びます: 手工具や電動工具の使い方を習得し、安全作業するための基本を身につけます。それを元に簡単な組み立て作業を行います。簡単な家具の組み立てを学び、基本的技術を習得していきます。現場に行く前には段取り良く準備し、忘れ物が無いようにします。
2年目以降~3年目
技術向上からより高度な技術を習得し、複雑な加工や仕上げ作業に挑戦してもらいます。ある程度の造作が出来るようになるので、より難易度のある造作にチャレンジしてもらいます。3年目になると、一人で家具製作を任されることが増え、その分責任も大きくなります。顧客との打ち合わせや要望のヒアリングを行い、それを反映して高度な仕事につなげます、また、後輩の指導を行いつつ、難易度の高い対応は上司へ引き継ぎます。通常業務に加えて、業務フローの改善や提案も求められる段階です。
4年目以降~
顧客の要望を的確に判断し、図面に対して創造的で画期的な手法を形にする力が求められます。後輩の職人に対して、指導・サポートする役割を担うことが増えます。さらに、高品質な製品を提供するための品質管理を徹底します。製品の仕上がりや耐久性に関して細心の注意を払い、顧客満足度を高めることが求められます。職人としてのキャリアが進むにつれて、技術や知識だけでなく、リーダーシップやビジネススキルも重要になってきます。この分野で成功するためには、常に新しい挑戦を受け入れ、成長し続ける姿勢を求めます
仕事の流れ
01家具製作に関わる材料・金物手配、業者手配、運送手配業務
様々な材料や木材、金物に触れることで、素材の特徴や使い方について深い知識を得て行きましょう。これにより、最適な素材を選ぶ目を養います。業者を通じて、コミュニケーション力や交渉力を向上させ、ビジネスパーソンとしても協力業者の幅を広げます。若手職人は多様なスキルを身につけ、職人としての成長を遂げ、納期に間に合わせられるよう、スケジュールの把握を行います。自身で作った家具は、自身が一番知っているので、その家具をどのように現場に搬入するかの判断も重要です。
02電動工具・木工加工機を使用した特注家具及び建具、木製枠の加工

加工には、電動工具や木工加工機が欠かせません。これらの機械を使うことで、精度の高い加工が可能となり、効率的に作業を進めることができます。良い仕事には機械のメンテナンスも必要です
主な電動工具として木材を切断する電気丸ノコ、木材の表面を滑らかに仕上げクオリティを高める電動サンダー、木材の面取りを行う電動トリマーなど、用途に合わせて使い分けます。
主な木工加工機として、長尺の木材を切断するパネルソー、木材の厚さを均一に削るための自動カンナ盤、木材を合わせて接着するプレス機と様々な機械を駆使することで、特注家具や建具、木製枠の加工は、より正確で美しい仕上がりになります。職人はこれらの機械を使いこなし、安全作業を行います。
03製造管理(作業日報入力・棚卸業務(年1回)・在庫管理発注など)
使用した材料や加工内容などを日々の日報にします。また、必要に応じて在庫する材料や消耗品を管理し、発注します。年に1度(3月末)に棚卸業務も行います。
04家具デザインデータの作成(CADでのデザイン作図)出来る方を歓迎します

CADソフトを使用して図面作成出来る方は、積極的に歓迎します。造作しやすい図面に変更したり、強度や仕様について、変更箇所を随時修正出来る事で、納期の短縮につなげます。
こんな方に向いています
CREATIVITY
創造力が豊かな人
特注家具は、顧客のニーズに合わせたデザインが求められます。創造力に富んでおり、新しいアイデアを形にすることができる人
DEXTEROUS
手先が器用な人
精密な作業が多い家具製作では、手先の器用さが重要です。細かい作業や微調整を丁寧に行うことができる人
COMMITMENT
細部にこだわる人
細部まで丁寧に仕上げることが求められるため、細かい部分にも気を配ることができる人が向いています。高品質な製品を提供するためのこだわりを重視します
PATIENCE
忍耐強い人
家具製作は時間と労力がかかる作業です。長時間の作業にも忍耐強く取り組むことができる人。また、仲間からの意見や提案に耳を傾けられる人
COMMUNICATION
コミュニケーション力がある人
打ち合わせや要望のヒアリングが頻繁に行われるため、コミュニケーション力が求められます。要望を正確に理解し、それを製品に反映させる力が必要です。
TEAMWORK
チームワークを大切にする人
他業者との協力が不可欠です。チームワークを重視し、他者と協力しながら作業を進めることができる人
これらの特性やスキルを持つ人は、特注造作家具職人として成功する可能性が高く、日々の業務を通じてさらなる成長を遂げることで、より高いレベルの技術や知識を身につけることができます。
身につくスキル
材料選定から加工、仕上げまでの一連の技術を習得します。これには、切断、組み立て、接着、研磨などが含まれます。
電動工具の使用
各種電動工具や木工加工機の使い方をマスターし、効率的かつ精密な作業を行う能力が身につく
設計・デザイン
設計図の読み取りや自らデザインを行う能力が養われます。顧客の要望を形にするための創造力と設計力が求められます。
材料や道具、施工方法の知識
様々な種類の材料や金物、仕上げ材についての知識が深まり、それらを適切に選び使用する能力が身につく
品質管理
高品質な製品を提供するための品質管理のスキルが養われます。細部までこだわり、常に最高の仕上がりを目指す姿勢が求められます。
問題解決力
作業中や現場取付中に発生する様々な問題に対処するための問題解決能力が身に付きます。柔軟な発想と迅速な対応が重要です。
コミュニケーション力
顧客や同僚、業者との円滑なコミュニケーションが求められます。要望のヒアリングや進捗報告、協力体制の構築などが含まれます。
プロジェクト管理
スケジュールの調整やコスト管理、納期の厳守など、プロジェクト全体を管理するスキルが養われます。
特注造作家具職人としてのキャリアを着実に積み上げ、顧客に高品質な製品を提供する能力が高まります。また、自己成長を続けることで、さらに高度な技術や知識を身に付けてもらいます。